カテゴリ:日記
前期終業式

カテゴリ:日記 前期終業式
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 本日の6校時に「前期終業式」が行われました。5時間授業を受けた後ですが、みんなしっかりと姿勢を正し、前期の終わりに対して緊張感をもって臨んでいました。また、校長講話や生活指導主任からの話も耳も心も傾けて聴いている姿が印象的でした。その後、表彰式がありました。秋季新人戦において、男子バレーボール部が優勝し第6ブロック大会へ。男子ソフトテニス部が個人戦5位、団体戦3位となり、どちらの部も都大会出場が決まりました。おめでとうございます。
校長講話
 今日は2つ話をしたいと思います。
 さて、いよいよ前期が終わります。今学期を振り返ると、人それぞれいろいろな事があったと思います。
 3年生は、運動会での最上級生としての活躍は本当に立派でした。修学旅行での原爆ドームでの歌声も忘れることができません。また、校則改正や昼休みの体育館開放を中心となって見事にやり遂げてくれましたね。
 2年生は、移動教室で更に学年としての絆を深め、部活動や先日の生徒会役員選挙でも中心となって取り組むなど学校の中心として動く自覚が芽生えてきた前期でした。
 1年生は緊張して過ごした4月から、学校生活にも慣れ、あいさつも含め、様々な分野で力を発揮してきた前期だったと思います。
 そんな、素晴らしい活躍を見せてくれた三亀中の皆さんの周りには、いつも優しく、そして、時には厳しくあなたたちの成長を見守ってくれていた先生方がいることを忘れないでくださいね。
 さあ、通知表です。通知表を楽しみにしている人もいれば、あまり観たくないなと思っている人もいると思います。
 通知表は、君たちが今後よりよく君たちが成長していくためのアドバイスとして、先生方が成績を付けたり、所見を書いたりと、一人ひとりに思いをはせ一生懸命作成してくれました。どうぞ、数字ばかりに目をやらず、所見もしっかりと読んで、今後のステップアップのための資料としてください。そして、この3連休は、自分自身を振り返る日にし、後期に向けて新たな一歩を踏み出せる目標を立ててみてください。
  目標は人を動かし、 言い訳は人をダメにする   です。
後期は目標を実現させてみましょう。

次に「言葉」についてお話をします。咲き校門のところにもたくさんの花が咲いています。植物は花を咲かせることで自分を表現していると考えると・・・
花は枝に支えられて、枝は幹に支えられ、幹は根に支えられています。見えない土の中で様々なものを栄養分として吸収し、幹に伝え、枝に伝え、花に伝えて「私はここにいるよ」と表現しています。
人間はどうでしょう?人間の「根」は心ですね。様々な人との出会いや現象、本や人とのふれあい等々が栄養分となり、「幹」である頭で考え、「枝」である目や手足で身振り手振り、表情を交えながら花である「言葉」で表現しています。
植物の草木は花が咲くと、美しかったりかわいかったりと人々の心を癒やしてくれ和やかにしてくれます。
では、私たちの普段使っている「言葉」はどうでしょうか?心にはどのような栄養素が含まれ、どのように脳で考え、表現の仕方は間違っていなかったでしょうか。聞いている人が笑顔になり和やかになるような言葉でしょうか?
目つきはどうですか?恐くてひどい目つきをしてはいませんか?その目つきはどんな栄養素からきて入るのでしょう?
あいさつをみんな頑張ってくれています。あいさつで三亀中は変わりました。あいさつが飛び交うことで明るく素敵な学校になったと思います。
あいさつが大切であることの本当の意味は、「言葉」で自分を表現していることなのです。
どうぞ、たくさんの栄養を自然から環境から、そして、人から吸収し、すてきな人を助ける・癒やす「言葉」を使えるようになってください。
木に咲く花を見たら、野に咲く花を見たら、私の今日の話を思い出してください。
そして、どんな自分を育てているのかを振り返ってみてください。

公開日:2025年10月10日 15:00:00