江東区立第三亀戸中学校

　おはようございます。蒸し暑い朝を迎えています。今日は、夏季大会の表彰も多くあるので、外で全校朝礼を行いました。

校長講話
　おはようございます。まだまだ緊急事態宣言期間は続いています。絶対に油断はしないで、気を引き締めて自覚ある行動をお願いします。さて、本日は、２つお話をします。
　一つ目は、先週の土曜日に、校長室にお客様がいらっしゃいました。三亀中出身の方でした。校長室には靴を脱いで裸足の状態で２階に上がってこられたのですが、後藤先生から「校長先生、お客様が見えられてます」と校長室に案内してくれたあと、後藤先生は玄関まで走り、スリッパを持ってきてくれました。お客様と出会ったほんの少しの時間にとっさに気づいて行動に移してくれた後藤先生。さすがだと思いました。そのお客様からこんな話も「学校に入ったときに見ず知らずの私に、テニス部の人たちがみんなあいさつをしてくれたんです。それも、元気にみんながです。とても気持ちが良かったです。」そして、帰り際に「スリッパを持ってきてくれた先生。そして、気持ちの良いあいさつをしてくれたテニス部の人たち。本当に今日三亀中に来て幸せな気持ちになれ良かったです。ありがとうございました。」 と言って帰られました。いかがですか？相手を思いやる心を持って生活しているからこそ行動ですね。また、あいさつは、人を幸せにできますね。
　二つ目は、 今月は「ふれあい月間」です。東京都の全ての学校で、友だちと仲良くすることを大切にしようという取り組みを行っています。私からもこの取り組みに向けて話をしたいと思います。
　私は、「いじめ」という言葉が大嫌いです。まあ、誰もがこの言葉を好きな人はいないと思います。この世の中から「いじめ」という言葉がなくなってほしいと思っています。そのためには、やはり、友だちに対して、優しい言葉や優しい行動が必要です。相手の人の気持ちになって嫌な言葉や意地悪な言葉は使わないことは大切です。世の中には自分と同じ人は一人もいません。考え方も違うし、育ってきた環境も違う。違って当たり前なのです。それを受け止める心の広い人になってほしいと思います。昔、私が小学生の頃に母から言われた言葉が今でも心に残っています。「自分がやられて嫌なことは人には絶対にしちゃいけない！」もう一度言います。「自分がやられて嫌なことは人には絶対にしちゃいけない！」どうですか？この言葉をみんなも忘れないでほしいです。そして、三亀中から「いじめ」という言葉をなくそう。
　最後に、今様々なことで悩んでいる人もいると思います。学校のこと、友だちのこと、家庭でのこと、勉強のこと、部活動のこと等々。いろいろなことで悩んで苦しくなったら、一人で考え込まないで、どうぞ、周りにいる大人、保護者の方々や先生方や主事さん、地域の方々、話しやすい大人に、その悩みを打ち明けてください。君たちの周囲にいる大人は、たくさんのことを経験してきた「正義の味方！」です。きっと、君たちの悩みを受け止めて、良い方向に導いてくれます。どうか一人で悩まず、大人に相談してください。みんなが笑顔でこの三亀中で過ごしてくれることが、私の一番の願いです！