2学年移動教室2日目その1

2学年移動教室2日目その1

皆様こんばんは。
 いつも大変お世話になっています。
 ホームページの更新が大変遅くなりご迷惑をおかけ致しました。校長先生からのリレーのバトンパスを頂き大変光栄です。(汗)只今から少々多めに報告させて頂きます。
 昨夜に写真でアップした夜明けのような月夜から明けた本日は朝焼けから素晴らしい青空で始まりました。
 朝礼とラジオ体操はキャンプファイアー場で6:20スタート。6:00起床で間に合うのかな?と正直心配でしたが、なんと!全員時間前に集まることができました。今日一日のスタートをとても清々しく切ることができました。
 朝食を終えて、スムーズにバス乗車。本日のメインイベントである登山に向かいました。9:30過ぎにスタートし、山道をゆっくり上がっていきました。前日までの豪雨の後が所々に残されて、登山道の一部は川となっていました。しかし、道の地面には幾つもの鹿の新しい足跡があり、すぐ近くに生き物が同居している息吹を感じました。辺り一面から漂う緑の香りと虫や鳥のさえずり。苔や杉、松や高山植物がなんとも言えない山の豊かさを表現していました。
 坪庭という昔溶岩が流れ出して留まり出来た場所に到着し、昼食。広々とした所で食べるおにぎり弁当は美味さ倍増でした。その後、北横岳に向けて再び登山開始。ゴツゴツとした岩の上を歩き、皆悪戦苦闘。険しい上り坂が続き、自然と会話も減ってきます。それでもすれ違う一般登山者に対しては「こんにちは~!!」と元気な声で挨拶。日常生活の成果がここでも見られました。標高2400mを越えると森林限界に達し、徐々に植物の高さが低くなり、それと共に視界が開けてきました。同時に見える日本アルプスの山々と雲海、そして緑と麓まで一望できる最高の景色が私たちを出迎えてくれました。
 とうとう頂上に到着。見渡す限りの絶景。生徒は皆歓喜の声を上げ、360度のパノラマビューをかなり楽しみました。そこかしこから「ヤッホー!」の声。また怪我や体調不良で北横岳横だけまで登ってくることが出来なかった仲間の名前を絶叫していました。仲間って素晴らしい。そして、皆優しさ一杯です。  
 しばらくはその景色に身を委ね、「日本の屋根」を自分の体に染み込ませた後は上りより危険な下り。一歩一歩ゆっくりと、着実に歩を進め、無事に坪庭まで戻りました。ここからは100人乗りのロープウェーに乗り、一気に麓まで戻りました。
 宿に到着してからガイドさんに御礼を述べて、集合写真&おやつタイム。スキー場をバックに写した笑顔は皆宝物です。リンゴジュースとクリームパンはあっという間に吸収されてしましました。
 入浴、夕食準備、夕食と流れるように予定が進みました。さっぱりした後はお土産タイム。お小遣い上限ギリギリまで使うことに命を懸けていました。そして、その成果を何人もが報告してくれました。とても可愛らしいです。そんなこんなで、もはや疲れ果ててしまっていると思っていましたが、生徒は皆元気いっぱい!笑顔に溢れ、おしゃべり花を咲かせ、キャンプファイアーの自主トレをしていました。三亀中の生徒は本当に元気です。
 夕食もどの班もモリモリと食べ、ある生徒は仲間から集められたおかずの数々に喜びの悲鳴を上げていました。
 夕食後、本日最後のイベント。キャンプファイアー。
 火の神(今年はなんと生徒!)が着火をして始まり、猛獣狩り、マイムマイムをしました。始めは恥ずかしがっていましたが、色んな力が働いて、手を繋ぎ火を囲んでいました。
 そして、オクラホマミキサー!男女が手を取り合って踊り、大変楽しい時間になりました。最後は全員で円陣を組み、2学年代表生徒が気合いのこもった言葉で締めて終わりました。生徒の団結と一体感が生まれたとても言い時間になったと思います。
 只今時刻は21:50過ぎです。室長会や係会も終わり、皆就寝準備に入っています。間もなく就寝です。まだ元気な声がこだましています。ゆっくり休んで最終日も元気よくメニューをこなして欲しいと思います。
 このあと写真をまとめてアップ致します。大変充実した一日でした。写真も最終日のレポートも、どうぞお楽しみに。
乱筆・乱文をどうぞご容赦ください。
宜しくお願い致します。

副校長  野口 武史

更新日:2025年06月12日 21:57:15